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乱調・宮国、相川から“エース道”授かる

2015年2月8日6時0分  スポーツ報知

  巨人・宮国椋丞投手(22)が7日、今季初のフリー打撃に登板。ボールを受けたプロ21年目のベテラン・相川亮二捕手(38)から“エース道”を授かった。

 内容に満足は全くしていない。橋本と辻に対し、全47球中、安打性は10本。「まだまだ課題はあります。今日投げられたことがよかったです」。現在は安定したフォームの習得に取り組んでいる最中。球にバラつきがあった。

 聞きたいことは、山ほどある。マウンドを降りると、一塁ベンチで相川から感想を聞いた。いったんは引き揚げたが、一塁側のロッカー室の前でもう一度、質問するために相川へと頭を下げた。「自分のフォームだと、打ちやすいですか?」。貪欲にたずねると、相川は10分以上、身ぶり手ぶりも交えて熱く助言してくれた。

 宮国は今、変わろうと必死だ。「打者としての視点も聞きたかった」。相川がヤクルトにいた昨季までの対戦成績は、2打数1安打。その1本の二塁打が宮国の記憶に残り、嫌な印象が強かった。一方、かつてはDeNA・三浦やヤクルト・石川ら好投手を受けてきた相川は「(会話は)秘密。僕からはいい投手の条件というようなことを伝えた」と間合いやリリースポイントなど、エースと呼ばれる男に共通する、技術的な助言を贈った。

 相川は「(宮国は)能力もあるしセンスもある。きっかけになれればいい」とエースの素質があると断言。宮国は「(助言を)生かしたい、ではなく、生かします」と力強かった。(楢崎 豊)

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