2015年7月8日6時0分 スポーツ報知
◆巨人５―４ヤクルト（７日・東京ドーム）
テンポ良くアウトを積み重ねた。宮国が、完璧なリリーフで試合の流れを引き寄せた。３点ビハインドの６回から登板。最速１４６キロの直球にキレがあり、１回を打者３人で無失点に抑えた。直後に味方が４得点で逆転。勝利投手となり、昨年１０月６日の広島戦（マツダ）以来となる今季１勝目を手にした。「いいリズムで攻撃につなげることを意識して投げました。良かったです」と笑顔で振り返った。
開幕ローテ入りを果たせず、４月中旬から中継ぎに転向。「とにかく思い切り腕を振ることを考えています」と短いイニングで躍動感を取り戻し、ここまで１５登板２０イニングで３失点。この日の試合前も、沢村に助言を受けながらアーリーワークで汗を流すなど、リリーフとしての準備の流れも定着しつつある。試合後は、「いつでも１００％の力を出せるように準備するだけです」と声を弾ませた。